日本でも自分の人生を暴露する「メモワール」の時代到来

ここ数年の日本のベストセラーリストを見ていると、「メモワール」が目に付くようになってきました。メモワールといっても、企業や政界でトップにのし上がった人が自らの半生を振り返るような自伝ではなく、「少年H」から「プラトニック・ラブ」まで自分の過去を吐露する、いわゆる告白本です。今はまだ、芸能界などで活躍する有名人の作品が多いようですが、アメリカではこの手の読み物は5〜6年前にピークを迎えました。 Read more

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クラシックの続編やパロディーは著作権侵害か?

名作と言われる作品を残して作家が亡くなったとき、同じあらすじや登場人物を使ってその続きを書いたりすることは違法でしょうか? それともパロディーはその作品に対するオマージュとして歓迎されるべきでしょうか? Read more

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本で一攫千金? 投資目的ならどの本?

最近、投資目的で本を買うことはできるのか、と聞かれて返答に困ってしまいました。確かに、ヘミングウェイなどのデビュー作で、初版もので、ダストジャケット(本のカバー)も付いていて、保存状態が良くて、直筆のサインが入っている、という代物であれば、一冊何千ドルもの値段で取り引きされています。しかし、こういう本は、丹念に古本屋を漁っても滅多に出てこないでしょう。それこそプロの目利きがウヨウヨいますから。この世界を描いたジョン・ダニングの『死の蔵書』を興味のある人は読んでみて下さい。 Read more

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アメリカの本と日本の本:大きさとお値段の比較

日本とアメリカの本を比べてみると、新刊にしろ、文庫にしろ、やっぱり米国製が一回り大きくて、かさばるという印象がありますね。突き詰めれば、おそらく体格の差とか、通勤電車の混雑具合の差うんぬんとなるのでしょうか。こっちでは新刊の分厚い表紙のものを「ハードカバー」、それより一回り小さくてペラペラの表紙のものを「トレード・ペーパーバック」、そして少し縦長で分厚く、手の平サイズの本を「マス・マーケット・ペーパーバック」と呼んでいます。 Read more

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面白いと思う本は十人十色、推薦するのはムズカシイ

こういうコラムを書いていながら矛盾しているようですが、実は「何かおもしろい本ない?」というのが、私が一番恐れている質問です。どんな本を読んで「おもしろい」と感じるかは人それぞれ、正に千差万別なので、この質問に答えるには、その人が好きな作家、興味のあること、できれば今までの人生について根ほり葉ほり聞いた上で「アナタにはこの辺りがおもしろいんじゃないかな?」ぐらいのことしか言えないからです。 Read more

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ベストセラーリストはどうやって集計されているのか? 

その指標として最も有名なのがNYタイムズ紙ベストセラーリストであることは言うまでもありません。毎週日曜版に付いてくる小冊子「ブックレビュー」の最後の数ページに載っています。NY以外の地域でもこの書評だけを定期購読することも可能です。日本で言えば朝日新聞の書評欄で取り上げられるより、さらにその影響力には計り知れないものがあります。主な大型書店チェーンやオンライン書店は、このリストに入った本なら 30-40%といった割引をし、目立つところに平積みされ、さらに他のマスコミにも取り上げられる、といった具合に確実に売れ行きに火がつき、増刷されれば「NYタイムズ・ベストセラーリスト入り」の文字が表紙に刷り込まれます。 Read more

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2000年を振り返って:今年のベストセラー

去年の今頃から始った「ブックトーク」、初回は1999年のベストセラーとしてJ・K・ローリングの「ハリー・ポッター」シリーズを取り上げましたが、2000年を振り返ってのベストセラーはやっぱり「ハリポタ」。去年は日本でも人気に火がつきました。映画化も決定、既にハリーグッズが店頭に並んでいるのを見るとその人気は一目瞭然。 Read more

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