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どこまでも正直で陽気なアイルランド女性、ニューラ・オフエイランの素顔ーIreland’s memoirist Nuala O’Faolain is now a tranplanted New Yorker

個人的に思い入れの深いライターのことを書くのは苦手だ。書きたいことは山ほどあるし、書けば書くほど自分の心をさらけ出すことになるので、どうも面はゆい。今回の朗読会にはミーハーな一ファンとして参加したつもりなので、客観的なレポートを期待しないように最初から断っておくことにする。 Read more

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10年振りの新作で文壇に返り咲いたドナ・タートが著者ツアーに出発ーDonna Tartt embarks on an author tour after a 10-year absence

9月半ばにドナ・タートの新作が出ると聞いて、ここにも書いたが、いよいよ「The Little Friend」が刊行され、ニューヨークを封切りに著者ツアーが始まった。颯爽と現れたタートはシャツの襟を立て、ネクタイ姿でりりしい男装姿。真っ黒な髪と赤いルージュ。作家というのは往々にして外見を全く気にしてません、ってなカジュアルなスタイルの人を見慣れているのだが、自分のイメージを意識しているという点で、「吸血鬼レスタット」シリーズで知られるアン・ライスを思い出してしまった。 Read more

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紀伊国屋ニューヨーク店で念願のサイン会を行った弘恵ベイリーー A bookstore debut of an on-demand book, a baby, and a frog beret

ハロウィーンの前日、ミッドタウンはロックフェラーセンターの一角にある紀伊国屋書店ニューヨークで、飲み友である弘恵ベイリーさん(ただし彼女は今、禁酒中)が自著『ハーレム日記』の朗読・サイン会を行った。折り悪く、みぞれ混じりの冷たい雨が降りしきり、さらに、ミッドタウンではMTA(市交通局)のデモ行進で交通がマヒ状態。やっとの思いで駆けつけると、あちらこちらに知った顔が会場となった店内のカフェを占拠している。「サクラ要員」として彼女が声をかけていたのだ。 Read more

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文芸エージェントと「出版界のウラまで見せます」ツアーを見学ーJoining behind-the-scenes tour of publishing industry

今回、ほんの思いつきで参加することにしたのは、文芸エージェントが案内する「出版界のウラ舞台」ツアーというもの。ニューヨーク・マガジンの「今週のイベント」コーナーでチラッと見かけて申し込んだのだが、正直いって「お一人様40ドルも出して、誰がそんなつまんないもの見たいかね?」と不思議だった。だって、こんな地味で「見せ場」のない業界もないでしょ。テレビ局のツアーならスタジオ見学中に有名人にバッタリ出くわすとか、いつも見ている番組のセットが拝めるとか、せめて新聞社だったらそれなりの締め切り前の雰囲気があるとか、ツアーにでも参加しなければ見られないようなものもありそうだけど、書籍出版社なんて、フツーのオフィスにフツーっぽい人がいて、原稿がうず高く積まれた雑然としたデスクで、皆もくもくと働いているでしょ、フツー。「集合場所に行って、申込者がアタシ1人だけだったらどーしよー」と一抹の不安が。 Read more

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8年リサーチして書いた大作「Middlesex」はユージェニディスの会心作か?ーEugenides flies into New York after spending eight long years to write “Middlesex”

ジェフリー・ユージェニディスのファン層、というイメージが全然湧かなかったので、チェルシーのバーンズ&ノーブルで行われた彼の朗読会を覗いてみたくなった。フランシス・コッポラ監督の娘、ソフィア(役者としても大根だし、映画監督としての才能があるとも思えないので、素直に親の七光りでモデル業だけに専念してればいいのにね)が前作にあたる「Virgin Suicides」を映画化したので、少しは一般の人にも名前が知られるようになったけれど、評価にいまいち知名度がついていっていない印象があったからだ。 Read more

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