Tag Archive for: 翻訳

どこか奥ゆかしいミュリエル・バルベリは日本が大好きな御フランス撫子だった—Japanophile Muriel Barbery captivates US readers with her “erudite concierge”

今回のPEN協会の一連のイベントで個人的に一番楽しみにしていたのはフランス人作家のミュリエル・バルベリ。既に日本ではデビュー作『至福の味』も第2作『優雅なハリネズミ』も出ているが、アメリカではTHE ELEGANCE OF THE HEDGEHOGがようやく昨年の9月に刊行になり、翻訳物としては珍しいロングセラーになっている。 Read more

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読前感From Left to Rightこれがバイリンガルの生きる道?—I implore Minae Mizumura to write in another language or stop lamenting about the sorry state of Japanese literature

水村美苗の最新著作『日本語が亡びるとき—英語の世紀の中で』が書評ブロガーのサイトで話題になり、アマゾンで売れ、おおよそのところはその内容が「議論を呼ぶという点で評価できるが彼女の認識が甘い」と批判されているようだ。「とうとうやっちゃったか、水村さん」というのが正直な感想である。今のところは。 Read more

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フランクフルト・ブックフェア08雑感ーMiscellaneous Musings after the Buchmesse 08

今年も無事に行ってまいりました、フランクフルト・ブックフェア。毎度毎度のことなので、もうフランクフルト市内でも、ブックフェアの会場でも、目新しいものに出会うこともあるまいと高をくくっていたけれど、それなりに新しい経験もありました。忘れないうちに書いておこうっと。
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宇多田ヒカルが翻訳した「エミリー・ザ・ストレンジ」に誤訳があったからって何なの?ーBubbly pop idol Hikaru Utada and doomsayer Emily are strange bedfellows

とあるスケートボードで使われ始め、西海岸を中心に人気に火がついた女の子のキャラクター「エミリー・ザ・ストレンジ」の本、Emily the Strange, by Cosmic Debris ( Chronicle Books, $12.95)を、歌手の宇多田ヒカルが翻訳するというので話題になっているようです。こっちでも若い人が集まるCD店などの店頭で、小物入れや財布などのエミリーグッズを見かけた人もいるかもしれません。4匹の黒猫に囲まれたおかっぱ頭の女の子のイラストで、色は赤と黒だけで描かれています。 Read more

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どうして村上龍は全然ダメで、村上春樹ばかりがアメリカで売れるのか?ーWhy Haruki Murakami has been able to garner popularity in the U.S.?

「神の子どもたちはみな踊る」の英訳版、”After the Quake(地震の後)”の前評判が高い。8月18日付けのNYタイムズ・ブックレビューのトップで紹介されたと思ったら、翌週の本紙専属書評家ミチコ・カクタニ(彼女についてはいずれ取り上げたい)が好意的なレビューを書いていた。日本人作家としては初の快挙だろう。OCSニュースの「ブックトーク」では版元がクノッフという有力インプリントだという点だけを取り上げたが、ここではもう少し内容にも突っ込んで考えてみようと思う。 Read more

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