Tag Archive for: ブッカー賞

アメリカ人作家もブッカー賞の対象になると、審査員が大変?

アメリカで栄えある文学賞といえば、全米図書賞やピューリッツァー賞があるように、イギリスにはブッカー賞があります。ブッカー賞の場合、対象となるのはイギリスだけではなく、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インド、スリランカといった連邦諸国も含みますが、同じ英語で書かれていても、これまでアメリカ人作家は候補に入っていませんでした。下世話な話をすれば、全米図書賞の賞金が1万ドル(約125万円)、ピューリッツァーが5000ドル(約75万円)と比較的少額なのに対し、ブッカー賞はこれまで2万ポンド(約365万円)となっています。 Read more

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2001年新刊ベスト

新年早々、書店に足を踏み入れると世界貿易センターの写真集やイスラム教の本がズラリと並んでいて、やっと出版界が世間に追いついてきたなという気にさせられます。でもそれもだいたい1棚だけで、後は良くも悪くも時の流れがゆったりした雰囲気が感じられるのが本屋のいいところでもあるでしょう。 Read more

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イスラム社会の異邦人、ナイポールがノーベル賞を受賞

V・S・ナイポールがノーベル文学賞に選ばれるなんて、これほどタイムリーな受賞があるでしょうか。イギリスで教育を受けたトリニダード生まれのヒンズー系インド人、第三世界の声を代表する作家として、今こそ彼の真価が問われる時が来たようです。1961年に発表された「ビスワス氏の家」や、代表作とされる「暗い河」といった小説だけでなく、一連のインド紀行のようなノンフィクションでも定評があり、既にスミス賞やブッカー賞も受賞していますが、やはり今回注目に値するのは、自らマレーシア、インドネシア、イラン、パキスタンを訪れ、イスラム教が台頭した背景を綴った「イスラム紀行」ではないでしょうか。 Read more

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