Archive for category: 過去の「NY文学散歩案内」

コッポラ監督の文芸誌Zoetropeのやたらに気前のいい朗読会ーSponsor-rich Zoetrope’s generous reading of Dave Eggers novella

>「ゾーエトロープ」という季刊誌がある。新雑誌の創刊が非常に難しい米雑誌界にあって、こんなお堅い文芸誌が存続していること自体がオドロキ!に近いものがある気がするが、ゾーエトロープのバックについてるのは、かのフランシス・フォード・コッポラ監督で、あわよくばこの雑誌から映画の脚本が生まれればいいな、という魂胆で作られた文芸誌なのだ。聞き慣れないゾーエトロープというこの単語は「回転のぞき絵」のこと。見たことないかなぁ。筒の中にアニメのセル画のように一連の続き絵が描いてあって、これを回しながら筒の反対側ののぞき穴から見ると絵が動いているように見えるヤツ。紙媒体から動画へ。正にピッタリのネーミングなわけ。 Read more

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おゲイ様の老舗専門書店、オスカー・ワイルド書店が閉店にーGay/lesbian bookshops almost extinct in NYC as Oscar Wilde bids adieu

年明け早々、アッパーイーストのスノッブ書店、マジソン・アベニュー・ブックショップが閉店になったと思ったら、今度はダウンタウンのオスカー・ワイルド書店も店じまいするという。

このオスカー・ワイルド書店が位置するグリニッヂビレッジのクリストファー通りは、その昔、60年代に市内で初めてゲイの人たちが警察の暴力に抵抗して暴動騒ぎになったことで有名な「ストーンウォール」酒場(今は記念館) があった由緒ある(?)場所だ。アメリカにおける同性愛者の公民権運動は、すべてそこから始まったと言われている。
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とうとうマジソン・アベニュー・ブックショップも閉店にーThe snobbish independent Madison Avenue Bookshop closes

マジソン街70丁目界隈といえば、プラダ、ダナ・キャラン、イブ・サンローラン等々、高級ブランドショップが立ち並ぶエリア。(従って私はほとんど足を運ばない地域。)その並びにマジソン・アベニュー・ブックショップがある。大きなチェーンに属さない、こういった本屋さんをアメリカでは「インディペンデント(独立系)書店」と呼ぶのだが、この店は私にとって、京都の老舗のように敷居が高くて入りづらい店の一つだった。とはいっても、売っているのは手の届かない高級ブランド品じゃなくて、普通の本屋なのだから、その辺の本屋と変わらないハズなのだが、そこに漂う雰囲気が正にスノッブなアッパーイーストそのものだからだ。 Read more

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