Archive for category: London

ロンドン文学散歩 その1 ブルームズベリー地区 Bloomsbury(続き)

そして大英美術館の向かいにあたるラッセル・ストリート界隈には、神保町ほどではないにしろ、古書店があちこちにあります。美術館内を回るだけでもけっこう疲れるものですが、こういう本屋さんを覗くのも同じぐらいわくわくします。なんと言っても建国200年そこそこのアメリカと違って、ロンドンだと「古書」といえば、マジ古い。数世紀もの前のディケンズやらキーツやら、美術館の中にあってもいいんじゃない? Read more

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ロンドン文学散歩 その1 ブルームズベリー地区 Bloomsbury

ロンドン市内で出版社やエージェンシーが集まっている場所といえば、ブルームズベリー地区。大英美術館の裏手にあたるところに位置しているのが、写真の Bedford Square。80年代までは、ジョージア風の小さな公園をぐるっと取り囲むこの建物の多くにHodder & Stoughton、Bodley Head、Jonathan Cape、Chatto & Windusといった出版社のオフィスが入っていました。今は名前こそインプリントとして残されていますが、みんなどこぞの大手出版社に吸収されてしまいましたね…。でも、この辺りを散策していると、いきなり同業者にバッタリ出会ってビックリすることも。 Read more

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ロンドン文学散歩、始めます

ポンドが高くて買いたいものが買えない、食べ物が美味しくない、とロンドンに行く度に私は文句ばっかり言っていますが、仕事の合間に街を歩くのは大好きです。文豪や著名人にゆかりのある建物には、こんな風に丸くて青いプレートがはめ込まれていて、遠くからでも目を引くので、これを見かけると「どれどれ、どんな謂れのある場所なのかな?」と確かめたくなります。

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London

イギリスにもごく最近までは再販制があって、本はディスカウントされなかったわけだけど、1997年に法律が変わって今やどの出版社もあの手この手を尽くしてのマーケティング展開を余儀なくされているのが実状だ。やたら宣伝費がかかることになって、イギリスの版元はどこも苦労しているわけだが、これは日本の出版界への警鐘と受け取ってもいいかもしれない。(断っておくけど、だから再販制に反対、というのではない。逆にいつかは対峙しなければならないものとして、覚悟しておいたほうがいいということ。)日本やアメリカと比べてみて感じるのは、イギリスでは「本の値段が高い」ということだ。いくらポンドが強いからとはいえ、感覚的には日本の2倍。 Read more

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コッポラ監督の文芸誌Zoetropeのやたらに気前のいい朗読会ーSponsor-rich Zoetrope’s generous reading of Dave Eggers novella

>「ゾーエトロープ」という季刊誌がある。新雑誌の創刊が非常に難しい米雑誌界にあって、こんなお堅い文芸誌が存続していること自体がオドロキ!に近いものがある気がするが、ゾーエトロープのバックについてるのは、かのフランシス・フォード・コッポラ監督で、あわよくばこの雑誌から映画の脚本が生まれればいいな、という魂胆で作られた文芸誌なのだ。聞き慣れないゾーエトロープというこの単語は「回転のぞき絵」のこと。見たことないかなぁ。筒の中にアニメのセル画のように一連の続き絵が描いてあって、これを回しながら筒の反対側ののぞき穴から見ると絵が動いているように見えるヤツ。紙媒体から動画へ。正にピッタリのネーミングなわけ。 Read more

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