元部下が暴く「上司の実態」暴露本が失業率急騰のアメリカで大流行ーdisgruntled ex-workers writing “fictional” accounts of former bosses

Bookmark this on Hatena Bookmark
Hatena Bookmark - 元部下が暴く「上司の実態」暴露本が失業率急騰のアメリカで大流行ーdisgruntled ex-workers writing “fictional” accounts of former bosses
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed
元部下が暴く「上司の実態」暴露本が失業率急騰のアメリカで大流行ーdisgruntled ex-workers writing “fictional” accounts of former bossesBooks and the City

今、アメリカで話題の本といえば、一時期ヴォーグ誌で編集長のアシスタントをしていた女性が書いた暴露本「The Devil Wears Prada」でしょう。白地に角とシッポが生えた女性のイラストの入った表紙を見かけた人もいるかもしれません。出版界での前評判も手伝って、ベストセラーチャートを赤丸つき急上昇中。

この本は一応フィクションとはいうものの、主人公の上司がファッション界の女王として君臨するアンナ・ウィンター女史のことをかなりそのまま書いているのがミエミエで、普段はNYファッションウィークで一番前の席を陣取っているお洒落な彼女がオフィスでこんなことをしているのかと思うと、恐いもの見たさでついつい覗いてしまいたくなる内容です。

なにしろ、アシスタントである主人公にラテが冷めたと言っては何度もスタバに買いに行かせたり、パリからニューヨークのオフィスに電話してきて、ハイヤーが見つからないから探せといいつけたり(どうやって?)、子供のために刊行前の「ハリポタ」をパリに届けろと言ってきたり(これはいかに彼女がヴォーグ誌の編集長だといってもムリな注文でしょうね)。

著者は元々「ニューヨーカー」という文芸誌で働きたくて、とりあえずヴォーグの編集部に入ったということになっていますが、この文章力じゃまだまだ修行が足りないかも。

もう1つ、フィクションに名を借りた暴露本に、アッパーイーストのお金持ち家族の実態をあることないこと書きまくってベストセラーになった「The Nannies Diary」があります。こちらはナニー(住み込みのベビーシッター)の経験がある女性2人が、名指しこそしないものの、あれこれとわがままな無理難題を吹きかける「ミセス・エックス」を槍玉にあげた本。

こういった本が次々と出るところを見ると、部下をクビにするときは気をつけた方がいいということなのか、ニューヨークには解雇されても次の仕事が見つからず、本を書く暇がたっぷりある人がウジャウジャいるということなのか、はてさて。

written by Lingual

ニューヨークと東京を往復する文芸エージェント。 日本の著作品を欧米マーケットに売り込むべく孤軍奮闘中。
Related Posts
© Copyright - Books and the City - All rights reserved.