Books of Wonder
Books of Wonder
16 W. 18 St. (5-6 Aves.)
212-989-3270
Mon-Sat 11:00-19:00
Sun 12:00-18:00
トム・ハンクスとメグ・ライアンがコンビを組んだ映画「ユー・ガッタ・メール(You Got Mail)」では、メグ・ライアンが子供向けの絵本を売る小さな本屋さんのオーナーで、トム・ハンクスがバーンズ&ノーブルのような大型チェーン店の社長の役だった。彼女の本屋さん「Shop Around the Corner(角の本屋さん)」のインテリアは、この「ブックス・オブ・ワンダー」をモデルにしたとノラ・エフロン監督がDVDで語っていた。日本でも表参道にある落合恵子の「クレヨンハウス」を始め、子供のための本屋を作ろうという良識的な書店人は多いが、少子化社会にあっては児童書専門店はなかなか経営が苦しいのが実状だろう。周りの零細書店が次々と店をたたむ中で、ブックス・オブ・ワンダーは家賃が跳ね上がる度に数ブロック先に店舗を移しながらも、今も健在で頑張っている。
いつ覗いても子供連れで賑やかな店内だが、大人が入っても、昔読んだ懐かしい絵本の主人公たちが暖かく迎えてくれて、幸せな気分に浸れる。バーバパパに、おさるのジョージ、プラザホテルに住んでいたエロイーズ、ドクター・スースのシマシマ帽子をかぶったネコ、センダックのかいじゅうたち…「ああ、この本の、このキャラクターが好きだったなあ」と振り返れば、今の自分の性格があらためてわかるような気がするから不思議。そんなノスタルジアに浸りたい大人のために、『オズの魔法使い』などの初版本がガラスケースに陳列されている。
店内に見慣れないキャラクターのディスプレイがあったら、それは最近ヒットした児童書のもの。お茶会が好きな蜘蛛のミス・スパイダーとか、お茶目な子豚のオリビアとか、知らないでしょう? ちなみに新学期の始まるこの9月に、アメリカで一番売れている児童書は「If You Take a Mouse to School(学校にネズミを連れていったら)」。ブックス・オブ・ワンダーにも全シリーズが揃っている。









