あのカクタニさんがエロいエッセイ集なんか読まねーだろ、というツッコミーCarrie’s NY Times Review is Probably Author Candace Bushnell’s Wishful Thinking


「セックス・アンド・ザ・シティ」の第5シーズンで、Critical Conditionという題のエピソード72番では、新聞に連載されているキャリーのコラムが1冊の本になり、NYタイムズに書評が載るというので、何を書かれるかキャリーが心配するという話が登場する。書評を担当するのはミチコ・カクタニ(キャリーも「ミシーコ・カクターニ」という変な発音になっていて、友人のスタンフォードが「なにそれ、アペタイザーの名前?」みたいなツッコミを入れてるが)は実在の書評家。業界でも謎の人である彼女については以前にも書いた。

しかし、実際のカクタニは純文学系のフィクションを中心にレビューするので、おちゃらけたコラムを焼き直ししただけのキャリーのエッセイ集みたいな本は、まず読んでもらえないのが実情。しかもキャリーが心配する割には大方ポジティブな論調で、まずこれはありえないだろうな。なにせ、辛辣すぎてジョナサン・フランゼンだのノーマン・メイラーだの、大御所の作家を怒らせてきた強者レビューアーだから。

(Photo by: Joe Shlabotnik)

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ニューヨークと東京を往復する文芸エージェント。 日本の著作品を欧米マーケットに売り込むべく孤軍奮闘中。
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