ロンドン文学散歩 その3 Ottakar’sに行ってみたい


ロンドン市内では、Charing Cross Roadに並ぶ一連の書店(こちらはホームページで紹介済み)をハシゴしたり、あちこちに点在しているお気に入りの本屋さん(これから徐々にアップしてい こうかと)を覗くのが楽しみですが、以前から行ってみたいけれど機会がなくて残念なのがOttakar’sという郊外の書店チェーン。市内の書店とは全然雰囲気が違って、落ち着くんだよね、という評判をよく聞くので。なのに市内から一番近いところでもウィンブルドンか、ブロムリーか…。往復するだけで半日かかってしまいそうで、チャンスがない。

その「オタカーズ」、今は買い手を捜していて、(日本でも音楽CDや映画DVDのリテールで知られる)HMVが名乗りをあげているものの、既に大手チェーンのウォーターストーンを持っているHMVが買ってしまうと、独占禁止法にひっかかるかなんかで、審査中らしい。

前回、日本に帰った時にオレゴン州にあるPowell’sに行ってみたいという取次の人に会いました。ただ、わざわざ日本から本屋さん1軒だけ訪ねるには、ポートランドはあまりにも退屈な場所かも。アウトドア派ならいいんですが、書店関係の人はおしなべてインドア系だし。

でも確かに、本好きの人間の憧れをかき立てる本屋さんってありますよね。目下のところ、私の場合は下北沢のフィクショネスというところが気になっています。そういう本屋さんに限って、わざわざそこまで行くのもなぁ、というロケーションにあったりするし。

そんなわけで、縁のないオタカーズ、HMVに統合されてお店の雰囲気ががらっと変わってしまう前に見てみたいと思うのですが、いつになることやら。

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ニューヨークと東京を往復する文芸エージェント。 日本の著作品を欧米マーケットに売り込むべく孤軍奮闘中。
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